去年10月に放送し大きな反響を呼んだ「腎臓病の真実」の続編です。
前回は、全国の“腎臓病予備軍”が2000万人にのぼり、
自覚症状がないまま症状が悪化して人工透析へ至る危険があることをお伝えしました。
しかし、最新の研究でさらに恐ろしい事実が判明。軽度の腎臓病になっただけで、
脳卒中や心臓病の危険が急増することがわかってきました。
一体どうすれば予防できるのか、新たな国民病・腎臓病の実態とその対策に迫ります。
軽い腎臓病が心臓病や脳卒中へつながるしくみ
糖分や脂肪分の過多で腎臓のフィルターが傷つき減少し、腎臓のろ過機能が落ちる。
レニン君が働いて高血圧を引き起こす。
この高血圧の強い血流によって、腎臓のフィルターがさらに減少する。
さらに、ろ過機能が低下して高血圧、という悪循環がおきる。
全身の動脈硬化が進行し、心臓病や脳卒中の危険性が高まる。
※腎臓病から突然死につながるメカニズムにはさまざまな研究があります。今回はその中で主な説をご紹介しました。
まさか突然死!腎臓病の真実2